
僕が愛してやまないバーミキュラライスポットのレビューです。約二年使い倒して感じたこと、メリット、デメリットを解説します。これから購入を検討している方、バーミキュラって何??という方、白米が好きすぎる方へのレビュー記事です。
バーミキュラライスポット
バーミキュラって何?という方バーミキュラは「愛知ドビー」という会社が生み出した鋳物ホーロー鍋の事です。鋳物とは、金属を加熱して溶かしたものを型に流し込み、冷やして固めた鍋の事で、これにホーロー加工をしてあるのがバーミキュラです。
特徴は密閉性に優れていて、煮込み料理や食材の味を損なわず際立たせることができます。
この鍋に最適化された熱源をプラスされたのがバーミキュラライスポットです。
「世界一おいしいごはんを目指した炊飯器」というキャッチコピーでして、素晴らしいですが、挑戦的ですね(笑)
バーミキュラは2018年にカンブリア宮殿で紹介され一気に注目を集めました。
僕も番組で知った一人でして、米大好き人間の僕は一気に引き込まれ購入しました。
ホントにもう神アイテム過ぎるのですが、価格が5合炊きで89800円(税抜)と高額なので迷っている方も多いのではと思います。
僕が実際に2年間使った上で感じた使用感を参考にして頂けたらと思います。
炊飯について【白米が美味しすぎる】
まず白米が美味しすぎます。甘さが最大限まで出て、芯までふっくら炊き上がっているイメージです。
バーミキュラを買うまで感じたことなかったのですが、外食した時に「この店のご飯美味しくないな、、」思うことが増えたほど。
プロの料理人も絶賛されてますね。専用の米と水を計るカップが付いてくるので、計量も簡単。後はポットヒーターのスイッチをオンするだけです。
炊飯モードは、「白米」「玄米」ふつう、おこげ、おかゆとあります。
ふつう炊きでも水加減によっては若干おこげが出来たりしますね。
使い方は簡単ですが、水加減の微調整などは好みを見つけるまでいろいろ試すのが良さそうです。
甘くて柔らかいのに、べちゃべちゃせず一粒が際立っています。
炊飯器一つでこんなに味が違うんだと驚きました。
良く美味しい米はおかずが無くてもバクバク食べれると言いますが、まさにそんな感じ。
調理も出来る【無水調理が美味しい】

このライスポットは調理も出来ます。煮る、炒める、焼くなどはもちろん、注目すべきは「無水調理」です。
特にカンブリア宮殿の中で紹介されて話題になったのは、「無水カレー」ですね。
野菜の甘みがすごく出るので、カレーは辛めのルーを選ぶと美味しいです。
旨味が多く味に深みがあります。隠し味にあれこれ入れなくてもコクがある。
僕は無水カレーを作って職場で同僚に食べてもらいましたが、何回もリピートのオファーが来てもう3回くらい作って食べてもらってます。
水分を多く含む野菜を入れるのがコツで、玉ねぎ、トマト、人参、キャベツ辺りが美味しかったです。
又、密閉された鍋でじっくり煮込むため、塊のお肉もしっとり柔らかくなります。
又、低温調理も可能です。

すみません、、自分が食べるだけの為の料理だったので見た目がいまいちアレですが、絶品ローストビーフも簡単に出来ちゃいます。
他にもデザートやスープなんかも出来て料理の幅がかなり広がりました。
使ってみて感じたデメリット

もちろんデメリットもありまして、「不便だな、、」と感じる部分はあるのですが、僕が愛するバーミキュラなので、それもまた愛おしいという偏った思考になってます(笑)
ですが、なるべく偏見を取り除いた意見としましては
・鍋自体が重い
・自然乾燥させると錆びやす くなりので注意が必要
・保温機能が無い
・ポットヒーターのタッチパネルが反応が良くない
・時刻設定が頻繁にずれる
・鍋自体が重い
これはある意味しょうがなしで、確かに重いのですが、熱伝導と密閉性を追求した結果だと思います。御家庭で使う時はちょっと下の方に置いた方が安心かもです。
・自然乾燥させると錆びやすくなるので注意が必要
僕は結構洗い物をしたらしばらく自然乾燥させた後、拭いてしまうのですが、バーミキュラは自然乾燥させると錆びやすくなってしまします。なので、使った後はすぐに洗って拭き上げなければなりません。シンクで取り敢えずうるかしておいて~みたいな習慣の方はちょっと大変かもしれません。
・保温機能が無い
敢えてこの素晴らしい鍋で保温することも無いと思いますが、、一応デメリットとして書きました。保温機能が欲しい方も居ると思いますが、僕は無しで全然大丈夫です。炊きあがった後一食ぶんづつ冷凍してるのですが、温かい内に冷凍かけてしまえば、解凍後も美味しいご飯が食べれます。多分違いは殆どありません。
・ポットヒーターのタッチパネルの反応があまり良くない
これはネットの口コミなどでも良く書かれていますね。確かにあまり良いとは言えませんが、使うのに不便を感じるほどではないですし、一度の調理にタッチパネルを押す回数って1~3回とかですから問題無しです。
・時刻設定が頻繁にずれる
これはもう本当にダメです(笑)下手したら1週間とかでずれてます。使うたびに時刻設定した方が良いです。気になる人は気になるかも。
僕は「バーミキュラの開発に3年かかったんだ。この技術に注力し過ぎて、デジタルの方は苦手なんだな。可愛い愛知ドビーめ」という思考なんですが\(^o^)/
デメリットも多いが、料理好きの人は買うべき
後は高額なのもデメリットではありますが、とはいえ買って損はない商品だと思っています。
・圧倒的な白米の美味しさ
・素材の本来の味を引き出すことが出来る。
・煮る、焼く、炒める、デザートなども調理可能
・細かい部品が無いので洗いやすく、清潔が保てる。
・一生使い続けられる万全のサポート体制
サポートにはわからないことがあって一度電話したことがありますが、すごく丁寧に対応してくれました。不明な点をしっかり説明してくれて、余計なことは言いすぎない好印象です。余談ですが、相談すればレシピの提案までしてくれるそうです。
リペアサービスもあるので、万一鍋が欠けたりしても安心です。
カンブリア宮殿を見た方や愛知ドビーの特集を見た方ならわかると思いますが、ホーロー鍋は一つ一つ丁寧に何処にも真似できない技術で作っています。
商品に愛があるからこそ、サポートも親身になって対応してくれます。
バーミキュラライスポットで炊いた米を食べるようになると人生変わります。
大げさすぎだよと思うかもですが、米が好きな僕にとっては人生改革でした。
しかも一生使える、煮炊き、焼き、低温調理が出来る、サポートは充実してるとなると89800円は安すぎです。
価格の部分だけで迷っているなら間違い無く一歩踏み出して買うべきです。
とはいえ、そう言われてもちょっとな、、と思う方はポットヒーター部分が無い鍋単品もありますので、そちらもご検討下さいませ。
無水調理デビューの最高鍋です。
という訳で今回は以上となります。バーミキュラライスポットのレビューでした。僕は明日からも美味しすぎる米を炊き続けたいと思います。
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